2020/10/24

モニタースピーカーとやらを買ってみた

10年以上同じ音響環境(SC-E535+PMA2000-IV)だったのですが、 いまいち目指すところが何なのかわからなくなったのでモニタースピーカーを買って試してみました。

iLoud MTMってのを。
これはキャリブレーション機能がついてて、多少変な音場に設置しても補正してまともな音にしてくれるという優れもの。
キャリブレーション自体は簡単でマイクをセットしてボタンを押すだけ。
イメージ的にはキャリブレーションして出力→マイクまで(つまりは聴環境の)逆モデルを導出し、FPGAでフィルタをかけてるとかですかね。

Genelecのもキャリブレーション機能があるようなのですが、本体以外にも何か必要そうだったので止めました。
iLoudMTMのほうはマイクが付属品でついてきます。
ただ、MTMは1個売りなので、2つ買うと2つマイクが付いてきます。・・・2個はいらないが・・・

逆にキャリブレーションしないと僕の環境ではちょっと変な音になります
モニタースピーカにしてみての変化は定位がはっきりしたのと、細かい音も聞こえるようになったこと
動画とかを見るのは楽しくなります。・・・が、全体像は今までとあまり変わらないかも。
まぁ、今までもおかしくはなかったということで。

定位が安定するので、今まではヘッドホンが欲しいと思ったような時でもスピーカーで問題ありません。
ただこいつの足はいまいちで、低音をちゃんとカットしてくれません
その結果、僕の環境では足の下にインシュレーターを置くというちょっと変なことになりました。

その確認時にスマホの加速度計を使ったのですが意外と優秀です。
机の上にスマホを置き、スウィープ信号をスピーカから出したときにスマホの加速度を見てると下のような感じ
100Hz付近に共振があるのが良くわかります
で、インシュレーターを入れると振動が1/4ぐらいになります。
触った感じでも違いは明確なのですが、数値で効果がわかるのはいいですね。
特に周波数は体感ではわかりづらいですし。

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