ただ走るだけで応援してもらえるイベント

 ツールドのとに行ってきました。

 

・沿道の応援が温かく、3日間通じて、スタートからゴールまで沿道で応援してくれる人がいる、地元に根付いた「自転車で走るだけで応援してもらえるイベント」でした。
 

Day1

・新聞社がやってるからか知名度が高いようで、金沢市長、輪島市長(2日目)、警察署長、石川自転車競技会会長などがあいさつをしている。ほうき車は自衛隊車両、その他車両も先導車、先頭広報車(まもなく選手が通ります、応援よろしく、的なメッセージを流してる)、救護、遊撃、など、10台近く？いそう。バイクも数台出てる。
ってかほぼすべての曲がり角に警備員や警察官が配置されててすごい。流石30年も続く大会ですね。
・いつの間にか先頭に追い付いてしまうと、先導車のペースでしか進まなくなる。集団で走るととても楽、のんびりなんだね、と思っていたが、あとから思えば初日でハーフコースの人もいるし、元気な人が事故らないように、という配慮だったのでは。
・なぎさドライブウェイにいくなら11時にここの交差点に集合、と言われた交差点を先頭集団は10時に過ぎる。・・・なぎさドライブウェイは別にいいや、とスルー
・それよりも先頭集団にゴローさんを発見してテンションが上がる。

・丸山峠を越えたらレースのようなペースに。みんな40kmで走ってるし、信号からの立ちあがりではちぎれたらおいていくぜ、という勢いで踏んでるけどけどファンライドイベントじゃなかったの？と疑念を抱く。

・とかやってたらいつの間にか先頭集団のままゴール。

・初日だし抑えめに、と思ってたはずが、円山峠以降で調子が狂う
・晩ご飯は適当に、思ってたらホテルの隣にラーメン屋があったのでそこで元気ラーメンとやらを食べた

 

 Day2

・初日は先頭集団だったので後からのんびり行こうと決意
・途中で良いペースの人についていく。と思ったらのんびりペースになったので代わりに前を引く・・・と止めるタイミングがつかめずに引き続ける。
・そのまま木ノ浦の登りに突入・・・死ぬ・・・と思っていたら森本さんが下って来るのを発見。
・どうも木ノ浦CPで先頭集団に追いついたっぽい。が、のんびり行くと決めているので先頭が出てからしばらくしたら行こう、と思ったものの、結局先頭集団の最後尾あたりでスタート
・お昼に森本さんのゼッケンが山の「民」になってるのを発見してテンションが上がる。
・宇出津を先頭集団から２～３分差で出て、3kmの登り・・・を超えたら誰もいなくなったので前に追いつくために踏み倒す。が、20km(含む桜峠の9kmの登り)を走っても誰もいないという恐怖。空港で前から落ちてきたと思しき人とようやく出会う。
・空港には何のCPもなくそのままスルー。入り口で警備員さんにこっちだって呼ばれたんだけど！(そういうコースです)
・ようやく穴水CPにたどり着く。当然、先頭集団はとうに着いている。(追いつけるわけがない)

・その後は何もなく、渋滞の能登島大橋を渡って和倉温泉へ
・泊まったホテルはファミリーばっかりで疎外感を受ける。まぁ3連休だからね。

 

Day3

・3日目はかなり後方、先頭から11min遅れでスタート。
・途中の登りで198番の(初日の山で一緒になった)人に出会う。ってかこの人すごく早い。平地も山も、僕基準で250Wぐらい出てそう
・先頭を追いましょう、ということで交代して10minぐらいずつ引く。そして僕はちぎれる・・・先行ってください・・・
・氷見CPの直前でフォトグラファーの砂田さんを発見。よく思い出せば２日目も見かけてた。

・到着して5minぐらいで先頭が出るという。今日は風が強いから先頭の集団で楽に走ろう、という計画だったので先頭集団の後ろの方でスタート。
・途中の信号で分断された時、後方から来た56さんに声をかけられる。
　「あそこに見えるのが先頭？」「はい」、というただこれだけだけどちょっと嬉しい。56さんのブログを見ると登れる指導員がいないから「相当追いこんで」先頭に追い付こうとしているところだったらしい 確かにきつそうでした。

・荒山峠に先頭から5分遅れ？ぐらいで到着。斜度急すぎやしませんか・・・。ちなみに56さんはお代わりしに行ってた
・中能登CPからもせっかくなので先頭集団で出る。ＥＦの岡選手が牽いてくれる・・・が速すぎて、ぎりぎりちぎれないので精一杯。特に登り。多分最後は5人ぐらいしか残らないときも・・・が、下りとか信号とかで結構追いついてくるので12,3人の先頭集団でかほくCPへ。
・かほくCPを出た後も信号や曲がりでのＳＴＯＰ＆ＧＯでインターバルトレーニング。風が強いため、ちぎれると大変・・・と思い頑張ってついていく。が、内灘CPへの登りでついにちぎれる。CPの入り口の曲がりでぎりぎり追いついたけど、死ぬかと思った・・・流石に先頭も10人ぐらいしかいない
・内灘CPにはバンクがある(というかCPはバンクの中)けど、石川県自転車競技会会長が「ここに先頭集団でたとりついた人には4000mバンクを走る権利を与える計画をしている」とか言い出す。400km走ってきて、最後に4000mさらに走れる・・・てどんな罰ゲーム・・・まぁ、先頭と最後尾で時間差があるのを埋めるため、という話もしてたので、わかるのですが。
・そして先頭が金沢に向けてスタートするから並ぶか、と思ったらなんか後輪がゴリゴリする。あれ？と思ってみるとつぶれたタイヤが・・・orz

というわけで、せっかく内灘までは先頭集団でたどり着いたのにそこで10minロスして先頭と一緒には帰れず。休憩が20minぐらいあったんだから気づけば直せたのに・・・。スローパンクで、空気だけ入れれば走れそうだったけどまぁ安全策でチューブ交換。ってか手が攣ってうまくタイヤを外せない・・・

・金沢にたどり着いたらアナウンスの人が暇だったようで、久々に帰ってきた人だからかインタビューを受ける。パンクして大変でしたよ、CPだったのでポンプ借りられて有難かったです、的な話をして満足してもらう。

・帰ってからタイヤを再度チェックしたら、内側に何かのとげを確認。ピンセットで引き出したところ、外側からは全く見えないけど、タイヤの中に5mmぐらいの針金のようなものが埋まってた。

って感じでとても楽しませていただきました。

もともと曇り・雨予報だったのに雨は全く降らず、逆に連日35℃の暑さでした。流石に直撃予報だった３日目は強風でしたが、台風がゆっくりになってくれたおかげで無事開催。

ゲストもEFの門田選手、岡選手、織田選手、森本さん、筧さん、砂田さんなどとても豪華。

３日間も一緒に走れる機会はほかにないですし、地域の方の応援等もあり、また参加したいイベントでした。