昨年iLoudMTM+HS8Sを買って、適当に設置してたのですが、せっかくARCマイクがあるので、ちゃんと特性を測ってみました。とりあえずちょっと気になっていた低音(HS8S)側。
今回高音域(というかMTMの方)はちゃんとキャリブレーションしてくれていると信じて気にしていないので
・beforeafterで特性がなんか違うのは気にしないでください(マイクの位置とか測定タイミングが同じではないんです)
・入力はホワイトノイズとかではなくchirp信号を使っていて、線形な時間に対して指数的に大きさが下がってくるので、周波数を対数スケールでFFTすると左肩上がりな入力になってます。つまり入力で正規化しないと出力も左肩上がりです。なので本来高音測定にはそぐわない(小さいから)測定方法です。
・今回位相は気にしてません
ということはあります
で、FFT(出力)/FFT(入力)を計ってみて気が付いたことは、おそらくスピーカとサブウーハが消しあっているっぽいこと。
幸い、HS8Sには逆相にするスイッチがある(というか大抵ウーハーにはあるのか?)のでそれを入れたらまともになりました。
110Hz、180Hz、300Hz付近に何かありますが・・・まぁ、普通の部屋なので仕方ないでしょう。
というか、110Hzはおそらく3つのスピーカーとリスニング位置の関係からやむを得ない気がします。
(340/110/2≒MTMまで+HS8Sまでの距離