2018/05/02

お前は狙われている!

ある日、峠へ行こうとしました。
まだ今年は開通して間もないのか、雪が残っていたり、土砂崩れがあったりする道でした。
そんな中、洗い越しを走っていた時のこと。

「パンッ!プシュー・・・・」

!?・・・何事かと確認するとフロントをサイドカットしていました。
30mmのリムと写真で比較しても結構ざっくり行っていてシーラントでもふさがらず。


仕方がなくチューブとタイヤブートを入れて走り出すこと1min程、下りで、「ゴンッガンッ!」という衝撃が。
今度は枯葉・・・と思ったけど石だったようで、なんか派手にぶつかりました。
幸い落車せずに済んだ(ハンドルから手が外れたものの、たまたま下ハンドルに手が収まった)ものの、再びパンク。
そしてここからが大変でした。
チューブが残りは同行した友人の1個しかないため、パッチで対応しようとしたのですが、パッチを貼って、3~4気圧ぐらい入れたときに「プシュー」という音がして漏れる、という。
試行錯誤しながら3回ほど繰り返し、気が付いたことは「これシーラントが糊を阻害してるんじゃね?」
というわけでシーラントをなるべく取り除いてからもう一度パッチ。
ある程度大丈夫・・・かな?
ということを試行錯誤しながらパッチを5個ほど消費し、パッチの残弾が0に。
ちょっとこれ以上進むのは危険かな、ということで、石には気を付けつつ引き返すことにしました。

そして水の流れる道路をゆっくり下っていた時のこと。

「パンッ!プシュー・・・・」

・・・はて、聞き覚えがある音がしたけど何が起こったのやら?
というわけで、今度は後輪をサイドカット。

orz

でもチューブが残っていてよかったです。
その後、下りで最高62kmとか出しながら、残り30km程無事に走れました。

さて、今日はタイヤを買いに行ったりチューブレス用のパッチがあるらしいのでそれを買ってみたりしてみましょう。

というわけでGiantストアに行ったのですが、チューブレスの応急修理キットはありませんでした(MTB用はありましたが)
入荷予定も未定、と言っていましたし、レビューも聞かないので、商品化がとん挫しているのではないかと勘繰っています。
だって、普通に考えたら剥がれるよね、あの構造・・・。
それをどのように克服したのか興味があったのですが、まぁ、仕方ないでしょう。

で、Giantは「ないなら作ってしまえばいいじゃない」という考えなところがあり、自分たちで(もしくはどこかと協業で)大抵何でも作ってしまいます。
ホイールも自分たちで作ってたのですが、2016年ぐらい?からチューブレスレディホイール(とは言ってもリムテープを張って気密テストをしただけ?)も作って、同時にチューブレスレディタイヤも自分たち(とは言っても実際に作っているのはOEM先なのでしょうが)で作り始めています。
そんなわけでチューブレスで定価\4500というタイヤを売っていて、旧モデル(GAVIA SL)がさらに2割引きだったので買ってきました。
60TPI/310gとちょっと重めですが、もともと完成車にはこれが付いていたので。(去年3500kmほど走ったところでノーパンクだったが一応交換した)
そういえばパンクしたタイヤ(GAVIA RACE0)は1500km程で前後輪とも役目を終えたことになりますね。トレッドは十分残っているのにもったいないことです。
・・・よくよく考えると、RACE0は170TPIというタイヤなので、パンク耐性は低いですよね・・・

で、嵌めてみたのですがすごく嵌めやすい(ビードが一発で上がる)ことに驚きです。
・・・いや、実は前のSCHWALBE PRO ONEか、Primeのホイールがだめだったのでしょうか・・・。
もしくはTLにはホイールとタイヤで相性があるのかも知れませんね。
同じメーカーのものならとてもやりやすいよ、とMavicも言っていますし。

前輪側は素性の良いタイヤだったのか、まだ疲れていなかったのか、頑張ればタイヤレバー使わずに嵌めれるかも、というぐらい(最終の1回だけ使いましたが)で、石鹸も何もつけずにビードが上がりました。
一応シーラントを入れてからビードを落とし、シーラントを潤滑剤代わりにもう一度上げなおしていますが、空気がほとんどもれずに1~2気圧位入れたところで小さくパコ、という音ともにビードが上がります。

で、前輪がうまく行き過ぎたので舐めていたのですが、後輪側は多少苦労しました。
嵌めるときもなぜか全然前輪と嵌めやすさが違う・・・
あきらめて一度やり直せばよかったのでしょうが、無理やりレバーで嵌めました。
今となっては石鹸水とかつけておけば突っ張るようなことなく嵌めれたのではないかとも思います。

あと、ビードが上がらない。
原因はバルブがうまくはまってなかった、ということなのですが・・・。
そういえばバルブを外す時も結構苦労したので、多分ホイールが微妙に変なのかと(バルブの穴がリムの内径と外側で少しオフセットしてついており、バルブを真っすぐにを差し込めない)
バルブがハマっていなければ当然リムの内側に空気が漏れてくるため、リムに空いているバランス調整用の穴から空気が駄々洩れ、という状態になります。というかなりました。

バルブさえうまくはまれば、そこからは普通にフロアポンプでビードが上がります。前輪と同じように1~2気圧ぐらいでパコッと。
石鹸水を付けずに無理に嵌めたのでタイヤが撚れてついているみたいで、一度空気を抜くと撚れが顕著に分かります。
シーラントを入れた後にビードを上げなおしたら治りました。

とりあえず一晩おいてみましたが特に問題なさそうです。
いつか携帯ポンプでビードを上げれるようになりたいですね。

次買うときはIRCもよいかも。いろいろ試して行きましょう。

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