2009/03/21

その目誰の目

妄想の力は無限大、というなかなかステキなストーリーです。
シナリオ的には妄想と現実と、その狭間ってかんじです。
主人公の思考回路が2chにそのまま落ちてそうなところが凄いですな。
行動パターンは僕とも似通ってるのですが、思考パターンは残念ながら違いました。

ファンタジーの話をするときに本当の中に嘘を混ぜるのは良いです。
が、その嘘の立証に嘘を用いるのは駄目です。
現代物の話ではどうしても現代のシステム上成立する物を基盤として世界を構成するわけですが、「現実での嘘」を「ファンタジーでの本当」の立証に用いてしまうと、「本当」の因って立つところが無くなってしまいます。

僕は古典物理学までしか分らず、細かいところに突っ込まなければおおよそ成立する世界観ですので、折角理論的に説明できるところはきちんとして欲しかったですが、まぁ許容範囲。十分楽しめます。
論理に飛躍があるのは・・・見なかったことにしましょう。

あとはキャラがもっと立っていたら良かったですが、ストーリーがキャラで分岐せずに一本なので仕方のないことでしょう。
XBOXの方では分岐するそうなので、そちらがWindowsに移植されたときにでも。
・・・声優さんが声優さんなので、逆移植でシーン追加、とかはなさそうです。
もともと「グロテスクな表現が含まれております」なR15なので逆移植もないですかね?

まぁ、そこはそれ。
とりあえずアニメも見てみましょうか。
→見ましたが、アニメだけ見た感想は「なんじゃこりゃ?」となりますね。

そんなこんなで、次はユニゾンシフトあたりでしょうか

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