2008/07/19

タユタマを一通り(?)クリアしました。

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が、何というか・・・シナリオが・・・。
PlatinumWind、PurismEgoist、NurseryRhyme、いつか届くあの空に、とやってきましたが、いつも良い感じのシナリオだったので油断していました。
あ、PurismEgoistは別ですが、ゲームの方向としてはゆみなが出てくるとはいえPurismEgoistとは違うでしょうから、そこは別の話として。

・・・しまった、アズ様が出てくるシナリオをやってない!!
と言うわけで最後のシナリオをクリアしてきます。

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とりあえずサクッと終わりました。
以下、感想をつらつらと書き綴ります。

世界観の構築が甘い間にシナリオで遊び出すと、世界観が崩れます。
というか、矛盾だらけの、結局の所「何でもあり」の世界になります。
筋の通った話を出来ないなら、ファンタジー・SFは避けた方が無難でしょう。

数日が経過、そんなある日、etc. 時間の経過をきちんと表現「出来ない」シナリオは問題です。
時間の経過はストーリーを考える上で非常に重要な要素です。
そこをおろそかにして「こんな短期間に」とか、「ずっと~だったのに」とかは失笑せざるを得ません。

同じ事件をそれぞれの視点から描く、と言った場合はよいのですが、同じ話を視点を変えずに何回もやることに意味はあるんでしょうか?
有るキャラの行動の結果、様々な違いが出る、と言ったこともなく、ただ単にそのキャラがいることによる台詞が増えるだけどか、そんな話は読むだけ無駄です。

いつ空の時はクオリティは高くて良いけどあまりに真面目なシナリオで遊びが足りないと感じたのですが、タユタマはそれなりに遊びが入っていてそういった点は良かったです。
俺参上とか。アズのラビリンスとか。

キャラについて、ましろは良いのですが、ゆみな、美冬は普通、アメリは性格が好きになれませんでした。
ちびましろは良いです。ええ。その際の声も。・・・なにか?

ゆみなの声優さんは結構頑張っていると思います。ぴーぴー。

萌木原さんは非常によい仕事をしています。が、なんか今回は通常イベントが少なく、Hシーンが多かった気がします。
僕としてはHシーンの数を減らして通常イベントを増やして欲しかったですが、それはシナリオ側の問題なので。

ゲームシステムはいつものBURIKOで、いつも通り優秀なエンジンです。
惜しむらくは恐らく要求仕様になかっただけなのでしょうが、文章を送った際のボイスカットのON/OFFが出来ないこと位。 


そんなところで。
感想を集約すると、他は良いのにシナリオが駄目。その1点だけです。

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