2016/12/31

ディスクへのアクセス時間

最近、なぜかネットワークドライブへのアクセスにやたらと時間がかかることがあります。
5MBのファイルを読み込むのに30sとか。



最初はクライアントマシン(windows10 rs1)が省電力周りのトラブルが多い、という話が合ったので、NICがそれでリンクダウンして、とか思って調べていたのですが、どうも違いそうです。
ドライバなり設定なりをいろいろ変えてみても変化なし。
症状自体の再現性がそこまで確実ではない、というのもあり、何が原因かつかみかねていたのですが、どうもサーバ自体のディスクアクセスがスタックすることがあるようだ、ということに気が付きました。
というのも、サーバー自体でリソースモニターを眺めてみたところ、ディスクの応答時間が30秒近くなることが・・・。

というわけで悪いのはサーバ側なのですが、原因がいまいちわかりません。
なんとなく遅いことがある、というのは気が付いてから3か月は経過しましたが、ではそれより前は大丈夫だったか、と言われても以前は意識していなかったのでわかりません。
とりあえずRAIDカードのRR2720SGLのドライバとかBIOSの変更履歴を眺めてみたものの、怪しいようなそうでないような・・・
ドライバは1個前(1.6.6)に戻してみましたが効果なし。BIOSは変更履歴にクリティカルなバグを修正した、というのがあるので戻しづらい・・・

と、いうわけで、何が原因かわからないのでいろいろやってみます。
なお、環境はWin2008R2+RR2720でRAID5(ダイナミックディスク)という変なことになってるので、一般的な環境とはいいがたいような。
・ひとまずRAID領域をベリファイしてみる→特に何もなし
・実はシステムドライブのSSD(Intel SSD 520)がSandforceなのが悪い
→余ってたTOSHIBAのHG6にしてみたけどやっぱり変わらない
というかシステムドライブをコピーする過程でいろいろハマった。
(やり方はディスクをミラーリングしてから元のを外す、という方法 MBRでBCDがコピーされないとは思いいたらなかった・・・)
diskpart /cleanまではうろ覚えで行けたのですが、再起動しなくなってからBCDを再構築するのはなかなか思い至らなかった・・・
bootrec /fixmbrだけやって、あれ、これでもダメ!?と焦ってググったところMicrosoftのサイトの
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/927392
に書いてある通り、
bcdedit /export C:\BCD_Backup
c:
cd boot
attrib bcd -s -h -r
ren c:\boot\bcd bcd.old
bootrec /RebuildBcd
をやったら治りました。久しぶりにこういうことをやるといろいろ忘れてますね。

・あるフォルダ直下に30k個近くのファイルを置いていたので移動させてみる
でもそのフォルダにアクセスしてるわけじゃないんだけどな・・・
・scandisk /fとかやってみる→別に問題なかった
・同ディスク別パーティションのMFTをデフラグしてみる(60分割位になってた?)
・該当パーティションのMFTをデフラグしてみる(あまり分割されてなかったような)
・ついでにディスク自体をデフラグしてみる
といろいろやってみたものの効果なし
・USN Journalを再構築してみる(当て推量)・・・効果あったらうれしいな?
→未確認
・なんとなく、5分アクセスがなくてから再アクセスするとだめなような・・・ということはやはりHDD(WD RED)のInteliPowerとか・・・無効化するにはRAIDカードから外す必要があるのがちょっと気がかりですが・・
→録画中でもダメだったので、別要因っぽい
・Indexサービスの対象から該当ドライブを外してみる
→効果なし

ってか単純にHDDを入れ替えればよいんじゃね?という気がしてきた・・・
35ヵ月ほど使ってますし、入れ替えてもよいかな・・・


HighPoint RAID Managementを2.10.0にしてみた。
が、やっぱり変わらない・・・


最終的にベリファイをやって問題なかったはずのHDDに不良セクタがあるのがいけなかった、というしょうもない結論に。
HDDを外してチェックしたらたくさん出てきました。
いや、だから最初にベリファイチェックしたのに。

なんとなくそんな雰囲気を醸し出していましたが、HighPointのチェックツールはあてにならない、ということで。

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