2016/09/19

アニメは難しい

Speakeasyさんたちの作品を1話からマラソンして見てみました。
といってもアニメだけ、最終回はまだですが。
(小説はすべて発売日に買ったのにまだ読んでいないという体たらく・・・)


作画の最初で力尽きた感が半端ないです。
シナリオは・・・各原作さんが毎回脚本書いてるので、アニメの脚本って難しいんだろうな、という感想。
小説の方は読んでいないので世界観はアニメがすべてなのですが、反転する世界も、黒幕も、わかりやすすぎて「これでよいのか」と。
・・・それを狙っているのかな・・・わからん・・・
文章で表現できることとアニメで表現できることが同じではないんでしょうね。

現在ラノベの物書きとしては最高峰であろう彼らの、それでも表現しきれないことと、それを表現してきたこれまでの絵コンテ・監督さん達の違いは一体何なのか、考えながら見ていました。

そういえば、ある1作品がヒットしすぎるとアニメ界としては衰退する、という話があります。
あまりに一作品に売り上げが集中するため、その他の作品群が壊滅する、という理論です。
個人的には多少衰退させた方が良いと思うので、歓迎なのですが。
エゴなのでしょうが、「それなりにやってそれなりに売り上げる」、作品をそんな風に世に送り出してほしくないです。
クリエイターとして、自分の世界を表現したいから作品を作る、という理想論を言えばそれに尽きます。
というか、作品数が増えてもパイが広がらない以上、数を減らしてクォリティを上げた方がお互いに幸せになれるとしか思えません。

同人も、商業的に成り立つようになってしまっている昨今、本当に「好きだから」で「好きなもの」書いている人は、描けている人は、どのぐらいいるんでしょうかね。


そしてその直後に動画工房の作品の1話を見て・・・この落差が・・・
アニメとは一体何なのかを考えさせられます。

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