2010/12/11

とりあえずの意思表示

asahi.com(朝日新聞社):講談社・小学館・集英社もボイコット 都のアニメフェア - マンガ+ - 映画・音楽・芸能

既に角川も不参加を表明していますが、意思表示は大切です。
今回の内容は法で規制されるものではなく、業界側の自主規制に任せるべきだという業界の主張はよくわかりますし、正しいものだと思います。

が、明らかに「マズイ」と思える書籍も存在しますし、そういったものを見て規制しろという人がいるのも仕方ないとも思えてしまいます。

やって良いことと悪いことの区別は成長する環境から修得していくものですが、どのような環境を作るかということは社会が何を教えたいかによって作り出すものです。
押すなよ、と言われて押して良いのはTVカメラの前に立つ芸人だけです。
それ以外の人が押すなよ、と言われたら押してはいけません。
なぜ押してはいけないのか、それを理解できるよう環境を整えるのはなぜ押してはいけないかを知っている人々の責任です。

法治国家の憲法が保障しているのは「法の下」の平等であり、自由です。
言論・表現の自由は守られるべきですが、社会集団における自由とは一定のルールにのっとったものを指すはずです。
ですが、最近は「自由」という言葉が独り歩きして「何をやっても自由」とか間違ったことを考えている輩が多くて困ります。

「自由」と「無秩序」とは違うということを理解する人間が多くなることを願ってやみません。


因みに、争点は表現のあいまいさだそうです。
反体制的なものを取り締まる、というどっかの独裁者のようなことを平気でやるのはやめてほしいですね。
あ、独裁者か(w

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