2010/03/14

同期

先日会社の同期が退職しました。
子育てが大変だそうで、実家に帰って主夫をするらしいです。
僕はまぁ、そんなもんか、と特に感慨もありませんでしたし、同期のほとんども聞いていません(退職する1日前のメールで知った)でしたが、さもありなん、といった感じでした。

また、僕の出身の専攻で今の会社への希望する人が何故か2割も居るらしいです。僕の時にはT車が一番でしたが、今は求人が多いからですかね。

僕が就職活動をしたときは景気の良いときで、学生の売手市場でした。
その時に今の会社を選んだのは入った後の配属先(課)まであらかじめ決めて入れたからです。
給料の良い自動車会社は入ったら何させられるかさっぱり分からない、という時点で完全に博打だったので・・・。

一般的な話なのですが、職探しで「自分に合う会社」や「自分の能力を生かせる仕事」を探しているという人たちがいます。
「自分に合う会社」とやらを探している人は具体的に入った後になにが出来れば「自分に合う」のか考えているのでしょうか?
「自分の能力を生かせる仕事」を探している人はそんなに突出して出来ることがあるのでしょうか?
大概の場合そんなことはないでしょう。
「自分に合う会社」を探すのは今の自分のスタイルを変えたくないから、
「能力の生かせる仕事」を探すのはそれ以外出来ないから、の場合が大半です。
そういった人たちは何のために就職するのでしょうか?
何のために、と言った部分が抜けたまま「とりあえず」で就職活動をしても、それは
なんとなくで生きてきて、何となく就職したらなんか自分が思っていたのとは違ったので、とりあえず辞めてみる、
というパターンの温床になるだけだと思います。

僕にはやりたいことが沢山あります。
具体的には別に書いてありますが、それをやっていくためには働かざるを得ないので仕方が無く働くだけです。
そして、やりたいことをやり続けるためには働き続ける事が必要なので、「辞めなそうな仕事」を選びました。
その時に選んだ「辞めなそうな仕事」というのは、「好きになれる仕事」「興味の持てる仕事」です。
趣味の方向の仕事には就かないの?と聞かれたことがありますが、僕は「好きな仕事」がやりたいのではなく飽くまで「好きなこと」がやりたいのです。


若者の離職率が増えていますが、離婚と同じで「覚悟」がない人が多いとつくづく思う今日この頃です。
何のために就職するのか、目的をちゃんと考えて就職すればそれ相応の覚悟も生まれるのではないでしょうか。

・・・最初は自分が良ければ他人のことはどうでも良い、とか有罪的なことを書こうと思っていたのですがいつの間にか脱線しました。はて。

0 件のコメント:

コメントを投稿