2009/04/30

AviSynthフィルタの所要時間

ちよクロシステム
pa for Avisynth

で調べることが出来ます。
そして、それによると500frame、1440*1080のtsファイルで
Process, time[sec], ratio[%]
DGDecode_MPEG2Source, 9.862008, 14.60246
temp, 0.006914, 0.010237
TComb, 24.109946, 35.69908
TFM_TDecimate, 9.804513, 14.51733
Convolution3D, 6.532001, 9.671792
WarpSharp, 17.217082, 25.49296
last, 0.004147, 0.00614

という結果が。
・・・Fileread時間かかりすぎじゃね?
というわけで、 IEEE-1180に合致しなくてもいいや、ということで
DGDecode_MPEG2Source(vsource,idct=3)#SSE2
に。すると、
Process, time[sec], ratio[%]
DGDecode_MPEG2Source, 4.468939, 7.18855
temp, 0.006840, 0.011002
TComb, 24.205374, 38.93576
TFM_TDecimate, 9.783127, 15.73673
Convolution3D, 6.535364, 10.51252
WarpSharp, 17.163839, 27.60904
last, 0.003983, 0.006407
となりました。
idct=4(64bit)でもよいです。その場合はSSE2の時に比べて1.2s程伸びますが。
IEEEのリファレンス通りでなくても精度は1digit以内なので全く問題ないはずですしね。

TCombも時間かかりすぎ・・・。
が、恐ろしいSDアプコンの威力に対抗するためにはTCombははずせねぇ・・・というわけで、完全にドット妨害とクロスカラー除去に焦点を当てたスクリプトになりました。実に時間の40%をドット妨害除去に使う、という・・・


DGDecode_MPEG2Source(vsource,idct=4)
Crop(8,0,-8,0)
TComb(mode=2,fthreshL=18,fthreshC=15,othreshL=24,othreshC=20,scthresh=14.0)
TFM(mode=1,order=-1,PP=7,slow=2).TDecimate(mode=1)
Convolution3D(preset="animeHQ")
WarpSharp(depth=80,blur=3,bump=96,cubic=-0.6)
Crop(0,6,0, -6)
Lanczos4Resize(1280,720)

video=IsYV12() ? last : ConvertToYV12() # Progressive
return last

まぁ、そんなところで。
C2Q9450@3.2Gで1440*1080を処理させると6fpsしかでないスクリプトですが・・・

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