2006/12/03

「仕方ない」

「仕方がない」「しょーがない」
僕はこの言葉が結構好きです。

様々な可能性、方法を検討した結果、それでも出来ることがない、やりようがない、そういった場合に使える言葉だからです。
この言葉が使えるぐらい努力したなら、僕としては目標が達成できなくても満足できます。世の中にはどうしたって不可能なことはあるんですから。

「雨の日には出かけることが出来ないんだよ」「そりゃしょうがないよね」
ええ。

「理不尽」
この言葉も結構好きです。
神の見えざる手が働いた結果、常人にはどうしようも出来ないことが世の中には多々あります。
そこであきらめるだけなら誰にでも出来ますが、そこをどう抗っていくかが面白いところです。

「ただいま道路工事中」
 → あきらめて引き返す
 → 迂回路を探す
 →●空を飛べばいいじゃない→3段飛び
              →VSTOLを使う
              →エロイムエッサイムエロイムエッサイム我は求め訴えたり!


そして、ゲーム中でこれらの言葉が安易に使われているといらだちを覚えます。
他にいくらでもやり用はある、と。
そんな安易で便利な言葉に頼って説明を省いてはいけません。

なすべき事をなし、出来ることをやり、そうして手に入れた結果だからこそ価値があるんではないでしょうか。
他人に憚ることなく、自分が手に入れた結果だと主張出来るのではないでしょうか。
棚ぼた的に手に入れた結果・与えられた結果に僕は価値を見出せません。まぁ、結果の利用法には価値があるかもしれませんが。
「宝くじが当たった」「じゃ、会社を辞めて引きこもろうか!」
あ~宝くじ当たらないかな。

同様に、義務を果たさずに権利だけ主張するという人も好きになれません
夢を見るだけなら全く構わないんですがね。
「勉強が出来ない」「そりゃやってないんだから当たり前」
勉強をしなくても成績がよい人はいますが、勉強をしているのに成績が悪い人はいません。もしいるとすれば、それは勉強をしていると勘違いしているだけです。ま、同じ時間でも効率の善し悪しは有りますが。


そんなことを思った今日この頃。
何かって言うとゲームシナリオへの不満です。
簡単にあきらめる、やるべき事をやらずに逃避する、そんな主人公の物語を読もうとは思いません。

頑張って頑張って、それでも叶えられないことがあって。でも何とかしようともがいている、そんな話が好きなんです。
あきらめるのは簡単で、諦めきれないから先が見えなくて、でもお話だからその先には何かがあるんです。happy endingだろうとバッドエンドだろうと。
現実では頑張ってる途中で、もしくは諦めてしまって話が終わってしまうことが多いかもしれませんが、ゲームの中で位は、その先を見てみたい物です。

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