2006/08/13

AMDが対抗デモ実施「円周率計算したい人はCore 2 Duo」

AMDが対抗デモ実施「円周率計算したい人はCore 2 Duo」

Intel VS AMDのイベントがあったらしいです。
AMDがどうやってAthlon64X2の優位性を示すかと思っていたのですが、メインストリーム向けの製品に絞って同一価格帯で(E6300と4200+)ベンチマーク比較をやっていました。

ここから何となく予想できることは、上位モデルではかなわなかったんだろうなぁ、と。
E6300が1.86、X6800で2.93GHzなので、単純に考えても1.58倍の性能が出ることになります。
一方、Athlonの方はFX62でも2.8/2.2で、1.27倍程度しか出ません。実際には両方ともキャッシュが異なるのでちょっと違うんでしょうが、そんな感じかと。

そういったことを考えると、今のところAthlon64X2が圧倒的不利な状況みたいに言われていますが、高クロック化出来れば良い勝負になるんじゃないかと、そう単純に思ったりもします。
が、4200+からクロックを1.5倍に引き上げる、というのは3.3Gで動けと言っているのと同義なので、かなりきつい物があります。

そもそもAMDの現在のラインナップはPentiumD用に設定した物なのでCore2Duoと闘うにはぶつける相手が悪すぎます。下から3番目のモデルナンバーである4200+と最下位のE6300が同一価格帯(というかそうなるようにAMD側が設定した)で、人気になるであろうE6600にぶつけるモデル、というと4800+か5000+か、と言った具合になります。
このモデル付近でのパフォーマンスに歴然とした差があるので「AthlonよりCore2」という風潮が生み出されているのが昨今のCore2祭りではないかと思ったり。

Core2のパフォーマンスの高さはその圧倒的なキャッシュへのアクセス速度に因る物らしいですが、SSE使用時の異様な速度も対応アプリケーションでは良い感じです。
・・・まぁ、Athlonで組んでしまった僕にはもう余り関係のない話ですか。

Core2でmp3のエンコードが圧倒的に早くなるとかがあるならばそっちに乗り換えても良いかなとか思ったりする今日この頃です。

PS:逆三角形の建物に拝謁する計画は頓挫した模様です。
tnz

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