2006/04/23

DX10は要らない気がする

後藤弘茂のWeekly海外ニュース

さて、Vistaから搭載されるDX10ですが、僕のような普通のユーザーには全く必要のない物だと思われます。
何故かというと、そんな物を必要とする「ゲームが出ない」からです。vista専用であることからも分かるように、これはdx10がゲームのためではなくOSのGUIをDirectX上で動かせるようにする、という必要から生まれた物に相違ありません。

そんなこんなな今日この頃。

日本の竹島周辺での海洋調査が中止されました。韓国が地名の提案を見送ったからです。当然と言えば当然で、ここで引かないと本当に海保の船と韓国の警備艇がぶつかることになってたでしょう。
日本としては既成事実を作るわけにはいかないので動かないわけにはいかない。
韓国としては竹島は自分の物なのだから、それに反対しないわけにはいかない。
という事情があったにせよ、自国の主張するEEZ内だからといって、海洋調査船を本気で拿捕するつもりだったかどうかは定かではないですが。国際法に触れますし。
まぁ、なんにせよ、問題の先送りなのは仕方のないことですか?

そうそう、IPAがWinnyにセキュリティ上の脆弱性を見つけたらしいです。
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 独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原武平太)は、ファイル交換ソフトWinny(ウィニー)の安全上の問題箇所(脆弱性)を本日公表しました。具体的には、Winnyには通信処理に脆弱性があるというものです。悪用されると、ソフトウェアが異常終了する可能性があるのみならず、一般的に、この脆弱性は、当該プログラムが動作しているコンピュータ(パソコン)を外部から乗っ取られる可能性があるものです。開発者による修正方法は公表されていませんので、回避方法は「Winny利用の中止」です。
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ソースから頑張って探したのでしょうか。とはいえ、このような努力はきっと実を結ぶに違いありません。
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開発者による修正方法は発表できないようにしてあるので、回避方法は利用中止しかありません
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と読み替えればまぁ、そうだろうな、と。

全般的に昨今の情報流出に対するマスコミのWinnyに対する反応ですが、知識がない人に「Winnyは危険な物だ」と認識させて近づかなくする、という方針の下に情報統制されているとしか思えません。「Winnyを介した情報流出」。まぁ、その通りですが、何故か事の原因である「ウィルスによる情報流出」という風には報道しません。まぁ、そんなことを言ってても仕方がありませんか。次は脆弱性の実証コードが出回るのを楽しみにしてます。

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