2005/09/11

夜明けな

最初にデモムービーを見たとき、歌い手が榊原さんではなかったのでちょっと意外に思いましたが、イメージは良く出ていたのでさすが、と思いました。とても良くできていたので(どうする?って文章は違和感がありましたが。その前までの文章は良かったのに・・・)これがそのままOPになるのかと思いきや、また別に作っていたらしいです。

オーガスト

最近は動画の質も非常に向上してきてうれしい限りです。MADが非常にはやった時期はオリジナルの質があまり良くなかった、ということが一因でもあったと思います。
ういんどみるもデモムービーを4作者で4種類、という面白いことをやっています。RMGさんと神月社さんはさすが、と思いました。



あめーりかではカトリーナの被害が・・・という話です。
最初に新聞で被災者の写真を見たとき「アフリカでなんかあったんか」と思ってしまいました。
が、ニューオリンズ(というか南部)と聞いてあぁ、と納得してしまいました。そうだろうな、と。
しかし、マスコミはそこを記事にしたいみたいで(まぁ、報道の姿勢に問題はないのですが)「これは人災だ」「初動が悪かった」「戦費の一部でも回していれば」「州兵がイラクへ行っているからだ」等という意見を流していたりします。
あそこは結構シビアな国で、払う金によっていろいろ違ってきます。なにしろ「自由主義」な国家ですから。
当然の如く、お金のあるなしによって受けられる医療も変わってきますし、住める場所も変わります。たとえ命に関わることであろうとそれは変わりません。
「災害弱者」と呼ばれる人たちが実際におこった場合にも「弱者」である、というただそれだけなのです。

冷たい言い方に思えますが、良い面が有れば悪い面もある、ということをしっかり認識しているだけだと考えています。
日本にはスラム街と呼ばれる場所はほとんどありません。まぁ、僕が知らないだけかもしれませんが。貧富の格差もあまり大きくありませんし、識字率も良く、総じて似通った人間が量産されている国です。だからこそ「平等」ということに外国と意識の違いがあるのではないかと思います。
民主主義での平等とは社会主義の「平等」とは多少性格が異なると思いますが、日本人一般が考える「平等」とは社会主義の「平等」とよく似ている気がします。「みんな同じ人間、だから同じに扱われるべき」
しかし、実際はその後に様々な「違い」が入ってくるのです。知識レベル、収入、etc.・・・等の違いを加味すると「同じに扱われる」のはそういった違いも同じ人たちの集合での話です。
社会主義はそういった違いを極力少なくし、全ての人たちを「平等」に、という話であると僕は認識しています。
逆に言えば民主主義はそういった違いを肯定し、「神の元での平等」以外は保証しない考えではないかと。

どちらが良いとは一概には言えないと思いますし、べつにそんなことはどうでも良いです。しかし、こういったことを意識するどうかでカトリーナの報道に対する意識も変わってくるのではないでしょうか。
そんなことを思いました。ちなみに、僕は日本が大好きです(笑)。

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